2021年度事業 コラボゼミ
(県立広島大学~萩原工業㈱)
本事業はWGNでの事業名称はコラボゼミです。
2021年広島県立大学の「地域産業特別講義」は講師企業として萩原工業㈱(岡山県)を推薦させて頂きました。
同11月12日萩原工業(株)の浅野和志様(代表取締役)による特別講義が行われました。
コロナ禍ですので、講義はZoomによるライブです。
60分程度浅野様の講演後、30分程度の学生による質疑応答でした。
以下学生感想文(匿名)3例です。
『講義ありがとうございました。萩原工業(株)浅野様より企業説明がありました。
い草ござのタテ糸用ポリエチレン系の製造を目的とした水島工場を建設・操業した企業でプラスチック製品、ブルーシートなどの開発。フラットヤーン技術などを使用した製品について説明がありました。
特にフラットヤーン技術を応用したモルタル・コンクリート補強繊維のバルチップに興味を持ちました。
バルチップにより大規模店舗や工場の土間床工事などの作業効率上がり、価格を抑えられること、環境への配慮がある等メリットが非常に多く、様々なシーンで活用できる製品だと思いました。
防災・減災、働き方改革製品、リサイクル、ブルーシート水平リサイクルRevalue+、働き方改革、多様性、岡山大学と連携・協力協定を締結、病気を抱える子供向け美術館VRツアーなど非常に多くのSDGsへの取り組みを行っている企業だということを知りました。
日本でいちばん大切にしたい会社大賞受賞の評価ポイントの一つである(社長室の)社員の顔写真に興味を持ちました。人本主義経営、働く社員の幸せが経営に繋がること、人に感謝し、挑戦する気持ちを忘れない、人間としての成長など人を大切にという萩原工業の社風は、大学生である私にも非常に大切なことだと思いました。』
『大学の講義として、と同時に就職活動の一環としても話を聞かせていただいていたのですが、新しい業界に目を向けるきっかけにもなり、とても充実した時間でした。
 企業ロゴにこめられたグローバル企業への思いなどのお話を聞いて、細部までこだわり抜くことの重要性が勉強になった時間でした。また、「ハミダセ、アミダセ」だったり「おもしれぇ、直ぐやってみゅう」という言葉に集約された思いが非常に素敵な考えだなと思いました。本日は貴重なお時間をありがとうございました。』
『銀行によって、その県の企業の上場意欲が変わるというのが面白いなと思いました。広島県の広島銀行は、上場企業が50社あることから企業をどんどん大きくしようとしていることが分かりました。それに比べて、岡山県は中国銀行で、上場企業が21社というところから、手堅く、さまざまなリスクを回避しようとしているのではないかと考えました。ブルーシートは青い繊維からできていると思っていたので、白いものにプラスチックの青い顔料をコーティングして作られていることに驚きました。荻原工業さんが作られているフラットヤーンや、バルチップ、ズッターという機械など表に企業名が出るような製品を作っている会社について興味を持ったので、これから調べていきたいと思います。製造業をされている会社は、製造するにあたって、CO₂が発生したり、作った製品のリサイクルであったりとさまざまなSDGsについて取り組む必要があり大変だと思ったのですが、荻原工業さんは多くのSDGsに取り組まれていて、自分も何かできることをやるべきだと思ったので今後取り組んでいきたいと思いました。』
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