2WGNコラボゼミ関連事業
~県立広島大学と、On Line 特別講義(講師:㈱オガワエコノス)
【2020年11月20日(金)】
WGN2020年度事業「コラボゼミ」関連事業です。
2020年11月20日(金)県立広島大学の学生さん対象に 経営学特別講義Ⅱとして開催されました。
講師は小川貴広氏(会員企業:㈱オガワエコノス常務取締役)です。
コロナ禍での特別講義ですからOn Lineでの開催となりました。
が、On Line手法の中でのワークショップ形式というアイディアが功を奏し 学生さん達には講義内容が良く伝わった様です。
講義はSDGsを主テーマに展開されました。

写真は、個人情報保護の為、学生さんの写真・氏名はモザイクをかけてあります。
同様に学生さん達の感想文の抜粋も氏名は省略させて頂きます。
掲載してある写真・氏名は、㈱オガワエコノスの講師、ファシリテーター及び 県立広島大学の朴唯新教授です。
学生感想文の抜粋
Aさん
 今回、初めての企業さんとワークショップ形式での講義を経験し、本当に良い機会になった。その中で、印象に残った内容は主に二つある。
 一つ目は、地域の方からの感謝の声を非常に大事にしていることだ。動画の中でも、コロナ下での活動を通し、住民の方からの数々の手紙が届けられているシーンがあった。今まで講義をして頂いた多くの企業の方が、よく「地域貢献」という言葉をキーワードに使っていたが、このように反応が返ってきているのを初めて見させて頂いたので、とても新鮮だった。同時に、いかに普段オガワエコノスグループさんが熱心に仕事に取り組んでいらっしゃるかが伺え、とても素敵な企業だと感じた。実際に、グループで話しているときに担当の方が、ほぼ毎日道路周辺のごみ拾いに取り組んでいるとおっしゃっており、感謝されるということは、社員の皆さんの大きな原動力となり、前向きな行動につながるのだと学ぶことができた。
 二つ目は、SDGsの取り組みに熱心であることだ。特に、健康・保険分野では全国でもトップレベルの取り組みだと聞き驚いた。また、海洋プラの問題など、その存在は知っていたが詳しい知識はなかったのでとても勉強になった。日本から海洋プラのごみはほとんど排出されていないが、その三分の一が日本製という内容は、今後企業が対峙せねばならない潜在的な問題があるように感じた。このように、オガワエコノスさんを始め、自社の利益のためだけでなく、社会全体の問題に親身になって取り組む企業こそが今後も求められ、ひいては生き残っていく企業だと考える。
 最初はし尿の採集という本当に小さなことから始まった業務が、今ではとても幅広い事業範囲まで及び、その着々と確実に成長し続ける姿が魅力的な企業だと思った。今後は、社会情勢の変化に合わせて世界規模、特にASEANへの事業展開を視野に入れているとおっしゃっていたが、今後もオガワエコノスさんの活躍が見られることを楽しみにしたい。
Bさん
オガワエコノスさんの取り組みを詳しく聞くことができて良かったです。環境保護や都市の清掃などの分野は私があまり今まで注目していなかった分野だったので、とても興味深かったです。SDGsで私が一番気になったのはジェンダー平等でした。近年ではLGBTへの関心が強く、SDGsの中で世界が一番注目しているのではないかと思います。自分がよく見る映画やドラマ、そしてゲームなどでもこのLGBTへの配慮が強まっています。また、CSRも利益や規模では測れない企業の魅力だと思います。これらSDGsやCSRの評価も今後の就活の目安になると思いました。
最近のニュースでモーリシャスでの日本船の座礁による重油流出の事故がありました。企業は社会責任を背負うことが必要となります。SDGsはこのような社会問題を改善、または未然に防ぐための指標であり、企業のモラルやコンプライアンスを守るためにいろんな企業が知っておくべきことだと思いました。
Cさん
本日はワークショップという形で非常に貴重なお話をしていただき、ありがとうございます。私は正直オガワエコノスの名前を聞いたことしかなく、どのような活動をされているのかを初めて知りました。そして、SDGsは最近いろいろなところで見聞きしますが、実際にどのような項目があるかを知らなかったので、今回の講義を通して、SDGsについて詳しく知ることができてよかったと思っています。事前に見た動画の中で、日本が達成できている項目は17項目のうち3項目しかないことには非常に驚きました。オガワエコノスさんも様々なSDGsの活動に取り組まれているということですが、現時点で何項目くらい達成できていると感じておられますか。不平等や貧困、ジェンダー問題など、2030年までに全てを達成することは簡単ではないと思いますが、日本の企業でSDGsの達成に取り組む企業について、今後自分で調べていきたいと思います。そして、ファシリテーターをしてくださった大村さん、内海さん、堀川さん、丸町さんの温かいお言葉に元気づけられました。ありがとうございました。
Dさん
今回の講義では、3回のワークショップがあったので、より理解が深まった。グループ内で、コロナ禍における生活の変化を話し合った際、私的にはコロナ禍になったことによるデメリットがほとんどなのではないか、と思っていたが、通学における移動時間の削減によって、趣味や勉強にあてる時間が増えたことや、睡眠時間が確保できたなど、メリットもあることに気づくことができた。また、SDGsについて、今まであまり知らなかったが、活動内容を詳しく聞くことができて、さまざまな取り組みを行っていることを知ることができた。グループワークで、個人的にどの活動がいいと思うかということも話し合い、さまざまな意見をきくことができて、とても興味深かった。
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